077-535-9056

血液透析HEMO DIALYSIS

全ベッドで酸素配管がなされており、急変時にも酸素対応できます。
その内2床は個室内にあり、1床は重症用、1床は在宅血液透析の訓練用です。透析室の天井は片側が5メートルと高く、中庭に面して開放感が得られる構造になっており、照明は目に優しい間接照明となっています。
透析に来るのが楽しいとまではいかなくても、少しでも快適に過ごせるように配慮しています。

 

血液透析HEMO DIALYSIS

人工透析では、腎臓の働きが弱くなったことで体内に蓄積した老廃物や毒素を人工的に取り除きます。失われた腎臓の働きに替わって体内の環境を整え、これから先の患者様の暮らしや人生を充実させていただく治療です。
1回4~5時間ですが、長時間を希望されて6時間透析を行っている方もおられます。内シャントの狭窄や閉塞に対しては、可能な限り、当日の内に第二富田クリニックで血管拡張術や手術をしています。また、合併症などへの対応や患者様が透析を受けながら仕事を続けたり、旅行や趣味を楽しんだりしながら、生き生きと毎日を過ごしていただけるよう、医師、臨床工学技士、看護師、管理栄養士、介護職員、事務職員、送迎ドライバーなど、スタッフ一丸となって安全・安心な治療をサポートしていきます。

透析室(1)透析室(1)
透析室ベッド(テレビ閲覧可)透析室ベッド(テレビ閲覧可)
個室個室

 

運動療法・栄養指導

当院では、透析時間を利用して、寝た状態で自転車をこぐ「有酸素運動」に加えて、下肢の筋力を増やすことを目的とした「レジスタンス運動」を行っています。レジスタンス運動を行うことで、これまで以上にしっかり歩けるだけでなく、骨折の原因となる転倒を予防することが期待されます。

また同じく透析時間内で、管理栄養士によるベッドサイドでの栄養指導も積極的に行っています。透析においてコントロールが重要となるカリウムやリンの制限だけでなく、適切なカロリーや筋力を維持できるしっかりしたタンパク質を摂取できるように適宜、患者さまの生活に合わせてアドバイスさせていただいています。

 

シャント手術/シャントPTASHUNT OPE/SHUNT PTA

手術室はクリーンルームとなっており、広く明るく設計されています。
ここでは内シャントの手術がいつでも対応可能で、血栓で血管が詰まったとき、あるいは血管が狭くなったときに、PTAという風船で血管を膨らませたりといつでも対応できるようになっています。

SAMPLE/手術室手術室

 

オーバーナイト血液透析OVERNIGHT HEMO DIALYSIS

オーバーナイト血液透析とは、夜間の睡眠時間を利用して7~8時間透析をすることです。
「7~8時間も透析をするの?」「4時間でもしんどいのに絶対無理!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、寝ている間の時間はあっという間です。実際にオーバーナイト血液透析をされている患者さんは『体感透析時間は30分~1時間』だとおっしゃいます。透析時間を十分確保できることで「体に負担の少ない透析」ができ、「体調の改善」「合併症の軽減」など、多くの効果が期待できます。

さらに、夜間の睡眠時間を利用することで、日中の時間は自由時間!仕事に!家事に!趣味に!と、透析に左右されることなく過ごせます。平成23年8月より、第二富田クリニックにて火・木・土の深夜に行っています。

SAMPLE/オーバーナイト血液透析

 

在宅血液透析HOME HEMO DIALYSIS

在宅血液透析とは、医療施設の管理のもとで患者さん自身が自宅で血液透析を行う治療法です。自分の生活にあった時間に透析を行えることが最大のメリットであり、また十分な透析を行うことでより元気に長生きすることが期待できます。
当院では、通院したままで透析にあわせて週3回トレーニングすることで、だいたい3ヶ月ぐらいで在宅血液透析ができるように患者さんの教育を行っています。 本院と第二富田クリニックをあわせると、現在20名以上の方がHDDを施行されています。

在宅血液透析
ページ先頭へ