当クリニックは2025年に創立35周年を迎えました。これを記念し、3月16日に、患者さん・スタッフ・関係者の皆さまをお招きし、35周年記念パーティーを開催しました。90名以上の方にご参加いただき、大変温かく、思い出深い時間となりました。
患者さんと共に歩んだ35年
当クリニックは、開院以来「患者さんに寄り添う医療」を大切にし、一人ひとりの生活に寄り添いながら透析医療を提供してまいりました。創設者でもある会長(現理事長の父)は、患者さんとの関係を何よりも大切にし、時には患者さんとともに海外旅行へ行くこともありました。その想いは今もクリニックの文化として受け継がれています。
今回の記念パーティーは、5年ごとに開催されている定例行事でもあります。これは、かつて患者さんから会長が「先生、私たち10年後も生きてるかわからへんから、パーティーは10年毎じゃなくて5年に1回にしてほしい」との声があり、それを受けて始まったものです。長く通院されている患者さんの人生の節目に寄り添いながら、ともにこの時を祝うことができることを、心より嬉しく思います。
心温まる交流と音楽、美味しい食事
当日は、サックスの生演奏と美味しいコース料理が振る舞われ、普段なかなか外出の機会が持てない患者さんにとっても特別な時間となりました。患者さん同士、そしてスタッフとの交流が深まり、たくさんの笑顔があふれる場となりました。
「久しぶりにこんなに楽しい時間を過ごせた」「透析をしていても、こういう機会があることが嬉しい」「5年後を楽しみに明日からも透析がんばるわ」
そんなお言葉をいただき、患者さんにとってこのような機会がどれほど大切なのかを改めて実感しました。
世代交代と新たな価値の創造
今回のパーティーでは、会長が「息子へバトンを渡す」という言葉をスピーチの中で述べました。私は、そのバトンをしっかりと受け取り、受け継いだものを温めながら、時代に合わせた新しい価値を生み出していくことが、次の世代の役割だと考えています。
35周年を迎えられたのは、締めの挨拶で一色院長が述べられたように、ひとえに支えてくださる患者さん、スタッフ、関係者の皆さまのおかげです。これからも、透析医療を通じて患者さん一人ひとりの生活の質を向上させることを使命とし、皆さまの「生きる」に寄り添う医療を提供してまいりたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
理事長 富田一聖